気持ちとスケジュールに余裕がある休日は、ちょっと遠出がしたくなるものだ。とある休日、スポーツカーのダイナミックな走行性能とラグジュアリーが融合した「Mercedes-AMG SL 43」に乗り込んだ私たちが向かったのは、滋賀県彦根市だ。まずは「彦根城博物館」へ。江戸時代の彦根藩の政庁だった表御殿を復元したもので、井伊家に伝わる甲冑や刀剣が展示されている。また藩主が日常生活を営んだ「奥向き」は、御座の間や茶室・庭園が復元されているため、館そのものが博物館そのもの。

江戸時代初期に完成されたとされる「国宝 彦根城」へ。戦火や解体などによる消失の危機から免れ、ほぼ築城当時の姿を残した凛とした佇まいに感動を覚える。城の上からは城下町や彦根市街、琵琶湖を見渡しながら、歴史に浸るのも楽しみのひとつだ。

続いて私たちが訪れたのは、彦根城の北東にある大名庭園「名勝　玄宮園」。池の周りには数々の橋や樹木、岩などで、近江八景が表現されていて、変化のある風景を満喫することができた。そして「Mercedes-AMG SL 43」の屋根をオープンにして信楽市へ。「信楽陶苑 たぬき村」では、日本一大きなたぬきがお出迎え！信楽名物のたぬきの置物は、一点一点表情が異なっていて、どれも愛嬌たっぷりだ。旅の締めくくりは、「松茸屋 魚松(信楽店)」へ。厳選した松茸と近江牛を、自然を眺めながら食事が楽しめる人気店だ。近江牛のすき焼きは、とろけるような柔らかさ、上品な旨みが絶品！贅沢な味わいに、至福の時間を過ごすことができた。大人の休日をスマートにアテンドしてくれた「Mercedes-AMG SL 43」。頼もしいパートナーと、今度はでどんな一日を過ごそうか？